いつまでも
桜 歩美

私のもとへ下りてきた天使の君へ



私からいつまでもいつまでも変わらない愛を詠うよ



あなたがどれほど成長し私の手から離れても



思う気持ちは変わらない



ずっと産まれたときの君のことを忘れないでいる



産声をあげたあなたが私の胸にやってきたときの温かさ



この子を守ってあげなくちゃいけないんだって



あのとき強く思ったのを今も忘れない



いくつかの私の持病から予想される君への影響を心配した



でも君は予想とは反対に健やかに成長してくれた



私は深く神様に感謝した



この子を健やかにしてくださってありがとうございますと



それでなくても子育てが一苦労な私である



もしもこの子に何らかの心配があったらどうなっていたことだろう



神様が君を守ってくれたんだと思う



君は私のことを選らんで生まれて来てくれました



私は君の存在に感謝しない日はありません



君がそこにいるから私は今日まで生きて来られた



君がいなかったらくじけそうな出来ごとも



君がいたから頑張れた



仕事をしんどいと言うと



「お母さんにはそのお仕事が合ってると思うから頑張って」



と応援してくれ留守番することに何の文句も言わない



そればかりか



「留守番くらい任せてよ、何歳だと思ってるの」



と11歳になった君は言う



君がいるから私は仕事も頑張れます



君に助けられて私は生きていると思う



でもお母さんは全力で君を愛しています



これからも君へ注ぐ愛はいつも全力です



でも君にいつか素敵な優しいお嫁さんが出来ることも



心待ちにしているお母さんです



立派じゃなくていい



健康ならそれでいい



お金持ちじゃなくてもいい



ささやかでも幸せな人生を歩けることを願っています



お母さんは君と生きることが本当に幸せだから



お金もないし健康でもないけど



ただ君と生きられるこの日々がお母さんを輝かせています



いつまでも君に感謝を伝えます



ありがとう



ありがとう




自由詩 いつまでも Copyright 桜 歩美 2012-03-26 20:26:12
notebook Home