正義の背中をおす
朝焼彩茜色

正義は正義の邦から来る

勝つ結末に途中何度も負ける運命を背負い
追い風の助けを狩り
刃むき出しに太陽と繋がる笑みを魅せる

正義は正義の邦のやり方しか知らない

我流通じず
現状に目を伏せるな 姿勢伏せ 刃をくいしばれ

勝つ結末に日は何度も暮れる
明け暮れる砂時計の落ちに 向かい風伯の厳しいたしなめにさえ
魂だけは な び る な

踏み入ることのない
寂しさ故の 暇を空想にさえ使えない そんな気持ちを 正義の邦のやり方で理解する

ただの息をただならぬ息に吹きかける

それも正義の仕事

勝つ結末に もうオアシスは消える時間だ
その のらりくらりは糧になるのか

急がば回れは あてはまるのか

足を動かせ

冷やし過ぎた頭を振り払え

勝つ結末に最後の日が暮れる

ただの息をただならぬ息に 心臓に送り込め

あんたの心臓は正義に生きている

白は白い

貫くがいい

勝つ結末に


自由詩 正義の背中をおす Copyright 朝焼彩茜色 2012-03-23 18:21:08
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