暖かい視線
ジュリエット



私が見てるときは目をそらすのに

何気なく君を見上げたときに
君と目が合う

君は私のことなんか
どうでもいいのかって思ってたよ

でも
恥ずかしがりの君は
私が気づかないときに
そうやって私のこと見ててくれたんだね

背が低い私を
少し高い位置から
じっと
微笑みながら

見つめたら
すぐにそらしてしまうから

君の手をぎゅっと握って
左の頬に暖かい視線を感じていた





自由詩 暖かい視線 Copyright ジュリエット 2012-03-22 01:34:27
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