カウント2,99
ホロウ・シカエルボク

あのときの週刊プロレス巻頭でまだ死に至る三沢光晴

野次られて吼える手癖の悪い犬牙は剥けども庭からは出ず

自販機の前で二択を迫られて買わぬが増えた職の無い春

外壁のトタンを鳴らす夜中の雨があることないこと呼んでイライラ

眠られずやっと寝てみりゃ起きられず無駄に飯食て腸に詰まって


短歌 カウント2,99 Copyright ホロウ・シカエルボク 2012-03-17 01:41:21
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