真 機能
砂木

詩などの投稿掲示版を利用させて頂くようになって
十年くらいになったのだろうか。
ほんとに無料で投稿してもいいの? 好きな詩に投票?
ポイント? 感想は書きたいけど ポイントなしだと
がっかりなの? と いろいろ迷いつつも続けている。
しかし 現実の生活に疲れ 読み書きできない事もしばしば。
詩は私にとって やめられないものだけれども お金にはならないと
子供の頃から思っていたので 仕事でトラブルがあっても
生活のためには働かなければと あくせくやってきた。
詩に書いて憂さ晴らしはできても 何かのたしにはならないと
宝物のように憧れながらも 期待してこなかった。
しかし 詩の投稿掲示版を利用するうちに おもしろい機能が
私の中に組み込まれた。レス レスレス。
名前がでて 発言が書き込まれて 言葉と態度が表みたいに
画面に現れる。
仕事で問題が発生し いろんな人がいろんな発言をするとき
ふと 掲示版場ならという感じで 発言などをなんとなく
レス レスレスのようにイメージして並べてみる。
すると 自分自身 怒っていたり弱気になっていたりしながらも
どこか距離を保ち 今のは荒しみたいな発言だな とか
正統みたいなグルっぽいとか 真面目な言葉だな とか
他人事のように 眺める瞬間を得るのである。
勿論 私は仕事の達人でもなんでもないので
他人の妄想や感情に巻き込まれて冷静でない時もあるし
自分自身 妄想が充満している時もあるけれど。
他人の言動を表のように統計するという感覚は
レス レスレスのお陰で 持ちえたのではないだろうか。
ただ残念なのは 頭に描く表自体 歪んでる可能性もある事。
でも いいのいいの。私自身が生き抜く為に ピントはずらす。
真実でやっていけないときは真実はみない。
真の実は 真の剣で斬る。でも 真剣白刃取りとか・・・ずれた。
結局 何が言いたいのかといいますと 現実の実践に
投稿詩の掲示版も役にたっていますという事。
自分本位の一方的な分析だとしても その場を乗り切ろう。





散文(批評随筆小説等) 真 機能 Copyright 砂木 2012-03-04 21:10:00
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