冬季限定の恋人
次元☆★

 
淡い桃色の君は
わたしを毎晩
柔らかく抱き締める
 
 
朝になっても
なかなか離してくれない
君のせいで
寝坊してしまうことも多々あるんだ
 
君に包まれていると
あまりに心地よさに
うるさい目覚まし時計の音までも
忘れさせられてしまうから
 
 
そんな誘惑をしてくる
ちょっぴり意地悪で 暖かい
 
敷布団の上
わたしだけの
冬季限定の恋人
 


自由詩 冬季限定の恋人 Copyright 次元☆★ 2012-03-04 00:52:28
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