茶の間19時30分
徘徊メガネ

幼さをなくした私の顔を見て

母は泣くのだった

それは

私には知り得ない
何かが何処からか沸き上がった瞬間だったのだろう

過去を、或いは近い未来を思い

幼さをなくした私の顔を見て

母は泣くのだった
 


自由詩 茶の間19時30分 Copyright 徘徊メガネ 2012-03-03 04:33:37
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