【自己分析 】
泡沫恋歌

フロイトもユングも読んだことないけど
長いあいだ自分自身と付き合ってきたので
ある程度なら自己分析ができる

どうやら
私の中には大まかに
三人の人格が存在するようだ

Aの人格
これはリアル世界で一番承認されている人格である
彼女は礼儀正しく、陽気、おしゃべり、世話好き、
前向きで活動的、向上心があり、なかなかの野心家だ
好人物なので社会での受けはなかなか良い

Bの人格
怒らせると出てくる厄介な裏の人格。
彼女は捻くれていて、口が悪く、疑い深く執念深い
自尊心が強く、侮辱されたら復讐する方法を考える
一度怒らせたら最後、絶対に「許す」ことをしない
意固地でパラノイア傾向がある

Cの人格
Aの人格を演じる自分に疲れたり、傷心だと出てくる
非常にネガティブで欝な人格
「自分は必要のない人間だ」「誰にも愛されていない」
「死んだら楽になれる」
彼女は死ぬことばかり考えている
時々、この人格が現れて、死への誘惑を囁く
心が負けたら、連れて逝かれそうだ

こんな風に存在するABCの人格だが
私の頭の中で
この三人はわりと仲よく暮らしている
一見バラバラの人格だが
ちゃんと私の頭の中で
それぞれのポジションが決まってるようだ

そして行動を起こす時には
〔泡沫恋歌〕というロボットを動かす
しかも無い知恵を絞って
詩や小説を書かせてくれるのだから
この三人組には感謝している

良い所も 悪い所もあるけれど
複雑に絡み合った 頭の設計図が
斬新な思考を生み出そうと足掻いている
三つの心に 三つの想いがあるのだ

別枠で
ロマンティックで少女趣味な人格Dと
男好きの困ったちゃんEも健在なのだ!

この様にして〔泡沫恋歌〕形成されています




自由詩 【自己分析 】 Copyright 泡沫恋歌 2012-02-22 14:29:40
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