ジュリエット



君は大きな氷です
僕は君を溶かして暖めてあげたいのに
君は冷たく僕を突き放します

あるときは優しく接しておいて
少し距離が離れたらもう僕に用はないんだね
それでも冷たい君を溶かそうと
一生懸命に息を吹きかける僕は馬鹿みたいだ
きっと君もそう思ってるんでしょ

頭が痛い
あたまがいたい

君のそのひとかけらで
僕の頭を冷やしてくれないか




自由詩Copyright ジュリエット 2012-02-16 23:08:21
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