音楽というべきもの
小川麻由美

音の配列がもたらす恍惚
恍惚 言い換えれば 快楽

かろうじて繋ぎ止められていた
音に集中して聴く姿勢
姿勢 言い換えれば 態度


私の扉は開かれ
音楽がスルスルと進入してきて
私の心だけでなく
身体まで支配する

至上の音楽が持つ力を
受け止めるだけの感性を
持ち続けたい
難しそうだけど

あきらめたくなんかない


自由詩 音楽というべきもの Copyright 小川麻由美 2012-02-09 04:33:28
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