魔界村
TAT












パンツ一丁のドン・キホーテは

















































汗臭いヒゲヅラで原野を駆ってゆく
































俺はどちらかと言うと講釈が過ぎるしポーズ取る方だから

















そういう本気の馬鹿には実際憧れてしまうし一目置く


















彼等はルフィじみた悟空じみた『コイツ、真正の馬鹿じゃなかろうか…』という笑いを笑い


















ホーチミンやゲバラのように
















彗星と同じ速さでハットトリックを決めやがるんだ






















俺はそれを待賢小学校や二条中学校や



銅駝美高やグッドウィル京都支店で









散々経験してきた















なぁ君よ












おねぇちゃんお嬢ちゃん僕ちゃんオレ様













とっつぁんよ
























耳があったら聞いときな
















人間はなれるもんにしかなれねーんだ










なれねーもんになろうとしたって絶対になれねぇよ
























そんな訳で俺は二番手だがまぁお前程度は俺が片すよ




















この俺

不死鳥のマルコこと次元大介ことキース・リチャード様がな





































ハンドルネームの意味が分かったか?









分かったら高らかにヒヒ〜ンて啼きな































愛してますよロシナンテ













自由詩 魔界村 Copyright TAT 2012-02-01 23:50:58
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