少女の歩み
yamadahifumi
僕の心が休む丘に
一人の少女が立っている
少女は髪を結わえながら
丘の先の町を見つめる
「世界はもう滅亡してしまったんだ・・・」
そんな事を思った矢先に
本当に隕石が降ってきて町はぼろぼろに
少女は結わえていた髪をほどいて
精悍に町に向かって歩き出した
自由詩
少女の歩み
Copyright
yamadahifumi
2012-01-31 09:44:49