太陽に倣う
凛々椿

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太陽が液状化する
とろけながらも
雲の絹糸を伝い這うように向かう先は
飽きもせず西の空だが
絶望じゃない
繰り返しは絶望じゃない
私は目覚ましを止める
ぞろり人人の渦を身にまとう
君は迷走を続ける
折り重なる抜け殻をつなぎ合わせている
どちらにしろ
たどりつくのは同じ 朝日だ
絶望じゃない
繰り返しはけっして絶望じゃない
かの人よ


にじむように ゆれながら進め









自由詩 太陽に倣う Copyright 凛々椿 2011-12-01 00:53:20
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