落花
杳
光があるのだから
わたしは黒い影でいい
あなたを照らす
光はひとつ
遠くに感じる声
それでもあたたかい
遮るものは
わたしのいのち
ひとつだけ
頬を伝う、ああ
なつかしい
こんなにもあたたかい
自由詩
落花
Copyright
杳
2011-11-18 23:13:04