靴下
草野春心



  ついさっきの
  出来事のよう



  ばか、
  しね、
  どっかいけ、
  泥水のような言葉の
  あてのない応酬



  道端で
  ながい雨にぬれた
  使いみちのない
  片足だけの靴した



  それが
  二人の終り
  きこえてる?
  つい
  さっきのことのよう





自由詩 靴下 Copyright 草野春心 2011-11-01 20:01:13
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