静けさから始まる
一つの音、二つ目の音、三つ目の音、
旅、重なる、わをんの音、重なる、
黒い穴から吸い、引き上げられるように
そして男の声、ロボのような人の
そして女の声、それもまたロボのような人で
少しずつ心臓の音、迫ってきて、旅、重なる、
step 1
体を横に揺らしながら、祭動のステップ、
起きて、起きて、響く、着替えて、進んで、
繰り返し、繰り返し、裏返り、連打して、喉仏を
ﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ
起きて、なぞらえて、不帰、色、入れ替えて、何度も、
後ろから迫ってくる、の足跡、たまに途切れて恩、
弟を探すの、今までよりもさらに小刻みな心音で、刻んで、
何もない場所を、刻んで、波が高く作られて、迫り信号季節、
与える、なぞらえて、絞られる果汁、
口を開けて、天に向ける、黒い串刺しの柱のように要請が
ふわふわ螺旋で降りてくる、懐かしき不安の、魂の吸引、因果に、
更なる足跡が迫り始まる、一つ目の音、あなた一つの音、
冷えてくる、強い異化の下、回転しながら弾み壊れ再生、
進むように消える、
step 2
階段、上がる為ではなく、音の為の、消失の段数の為の、
どれだけ飛ばしてしまったか、に付いての、既に階段ではない浮遊ブロックの、
奇跡的な配置、そこから発せられる媒毒、弛む余地がない筋肉の、張り裂けそうな秘密、
女の声、静かに信号機、秘密なのよ、獰猛鬼、子供産もう木、脳の飢えで、
day say ライト、明日、機能、からの明日、竹がぶち当たる音、男がいない、
旅、重なる、石灰岩の中で、急に静かに、席を立つ、
step 3
外されたヘッドフォン、過去のとても臭い部屋、99歳のあなたが１歳を食う、。
死んでもいいんです、ただ、諦めたくはないんです、ララァが大気圏で自爆しているから、
まだ手を切り落としたり、帽子を被って跳んだり、跳ねる髪で受信したり、受胎の継続を
外側で行う、とてもミントな香りがするんです、何度もいつの間にか自分ではない誰かが、
勝手に周りを打ち鳴らし始めて、円という価値を重ねる、終焉という名の縁、そして淫らに、
男はやはりまだ居ないのです、静かな女の功徳が聞こえて、心音ばかり、続きます、
step 4
歯が伸びていって捩れる、その回転を戻しては飛び上がる、二等辺三角錐のバレエ、
静かに裏ポケットのライターを置いて、定期的に女の声、そして突然低く厳かな男の吐く息、
君達が快楽を得ている間に、『 遊びではないのだ 』が、子供、咳を絶つ、そして
お前には想像力の受難、相互双璧の尖った土、ばらばらと崩れながら間を縫う、途切れる音の着陸、
非行機が、意味のエネルギーを充電している、ここからは静かで冷静な、男のビブラート、
右足と左足を交互に前に出すのだ、進まずに引っこ抜く真の、核変墓地、主体を、
多々しく伸びる為に、人の以内の、呪縛から解き定める為に、酷く凍りつく顔面と交差する?の字の両手鎌、
変形していく、既に見たあの頃の病魔を超えて、尽き、定めるのだ、
広い命栄の遅刻、錆びた熱板の放射線、頚動脈の断絶、
step 5 からの首謀、
そこには犇いている静けさから始まる、まだお前の安道をくすぐる、静かに消えていく音人々、ミジンコみたいに、
丸まっている、それは知っている、見せ得る為ではなく、深く隠す為の、反逆の死罪の為の、羅列の警備兵の痙攣の敬礼の為に
霜焼けを欠かさない愛の永久の為に、跪いている人々の、辛く甘いソフトクリームのうねり、混ぜている、興亡に、
新たな一つの音、やさしさ、滲み、『 遊びではないのだ 』
現実に引き戻される私に、一体の何ができる、
一切の不変を食って、罅の割れ事に、匂いを奏で、病弱し、しがみ狂い合い、のぼせ倒れる進入癖の青天の霹靂、強く、
『 遊びではないのだ 』、無善に、術を避ける、放たれた勝算の体液を、捻り犇く、『 とてもミントな香りがするんです 』
私には無い、無くべくして略奪する、着脱を、吠えずに放射する、螺旋の網の『 ミトコンドリアを捕まえた！ 』
手を殴り治めるのだ、赤くに等しい惑いの、惑星の無体積化、首謀、総じて昼の
下がりの電子コードにピットイン始める、No/Know　How　数、美字グレイ問題の大秘石添加物客体、
最後に、静けさから始まる、潜入記、あなたが思うより柔らかく滑らかに厳かに、
純辺していく、不動の参加死体、永遠に、
時ならざる、頬、不変の、
灼熱の大地、
根号のバイブレーション、
政治殺戮、数多で黄昏る食物、
未だ途切れない、
地面に立った音、
その
病魔に
なぞらえて