女子
ハリマ
どんなに大人っぽいと言われても
どんなに大人に見られても
中身は正真正銘女子高生
ご立派な16歳糞がきんちょ
無神経な言葉を彼に浴びせ
平気で彼の気遣いや我慢や
その他もろもろを
えぐり、すくうのだ。
拙い言葉、聞き漏らさないでね。
小さな声で何度も叫ぶ
私はちんけな女子なのだ
手と手をあわせていたい。
頬を擦りあわせていてね。
いつまでも変わらないでいたい
ちんけなままで、
ね。
自由詩
女子
Copyright
ハリマ
2011-09-19 23:02:12