中国の秋
ジム・プリマス

一足早い中国の秋

人恋しい季節

たどりついた河北の地で

気の早い寂寥が

僕をつかまえる

もう出会えないかも知れない

あのひとの笑顔を

残してきたのは

やっぱり寂しい

こじつけの感もあるけど

あのひとに約束した減量のために

今日は9400歩、歩いた

少しはまともになりたいから

明日も二時間かけて歩こう

言葉が話せなくて辛いのは

友達が出来ないことだ

せっかく話しかけてもらっているのに

答えられなくて、もどかしい

まあ、まだ授業が始まって

十日もたっていないんだから

焦っても仕方ないか

つまずかないように

マイペースでいこう




自由詩 中国の秋 Copyright ジム・プリマス 2011-09-13 19:38:08
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