僕はかなりちゃんと生きています
ジム・プリマス

僕はこの中国の猥雑な街で

現実世界と適合する為のリハビリをしている

語学の勉強をしているのも

体力を回復させるために歩こうとしているのも

いわゆるリハビリに相当するだろう

今度は最初から順番どうりなので

大きく道を踏み外すことはないだろう

季節も夏の終わりから冬に向けてなので

あの春先の憂鬱な思いはしなくて済みそうだ

iTunesから聞こえてくる

キャノンボール・アダレイが心地よい

友達ともスカイプで直接、話が出来るようになったし

念願だったPCスピーカーもJBLのものに新調したし

(JPLのスピーカーは透明感があり張りのある音がする)

好きな人にも(方法にはかなり問題があることを別にすれば)

自分の気持ちも伝えたし

まずまずの滑り出しだといっていいだろう

本当の夢を実現するには体力と

語学力がまだまだ不足しているが

焦らずにゆっくりと進もうと思う

そんな世界の片隅のカオスから

この詩か手紙か分からない

誰にあてたものでもない通信を送ろうとしている

ちょとした挫折や軋轢には相変わらず悩まされているけど

僕はかなりちゃんと生きています


自由詩 僕はかなりちゃんと生きています Copyright ジム・プリマス 2011-09-10 17:57:37
notebook Home