ひとりで
はるな


とつぜん産まれるものを
やさしく抱くことができない

なんの用意もなく
みていた
動けずに


みていた
それが
あるときから
そこにとつぜん存在しはじめるのを

ひとりで



自由詩 ひとりで Copyright はるな 2011-08-21 13:48:58
notebook Home 戻る