シンデレラストーリープ()

 言葉「う、った、うったたった、撃った!」

 駄々駄々駄々扱いた!(揺り篭→うつろ)
「公然猥褻」看板!
「それ」「あれ」公開!
「これ」どこ言った?(笑窪のクレーター、すれば?)

 おまえ、おまえ、おまえ

 壁「肝心なことはよく狙っておくことです。
 目玉が飛び散ってしまったから星が見えるのです。
 わたしたちはいつまでもめくらの千里眼ですから。」
 水「われわれはいつでもきみたちから脱することができる。
 ただ、時間が足りない。」
 月の顔「顔に挿入して欲しい。できれば、ここ。(不加算)」

 少し瀬を伸ばしてみると十円玉がいっぱいありました
 一円玉はあんまりなかったですけど五十円はそこそこ
 食べてもちぎれない溶けない消えない
 まあでもあの子死にましたけど
 ぼく思ったんです、あの子は心出るなって。

 きみ「お金いっぱいあるんですよ
      おもちゃも買えますよ」

 遠いむかしに
  灰被りになったつもりでしたけど
  「おしあわせに!」って
  米でした おいしいんですよ
  あたし左の薬指ないんです、知ってた?(斜めの目で)

 嘲笑「いつものように鳩が飛んだら
       死なないんじゃないの?」

 喨々とか言った踏み切り、
 分断自転車子供の頚木、
 楔まみれのビルとか注射、
 ひとの河、結構黒くて、やっぱりそうだよなあって、
 きみ、海に言ったんです


 さようなら目が覚めないうちに あたしを喉に置いておくから


自由詩 シンデレラストーリープ() Copyright  2011-08-19 21:22:29
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