イヤラシー
花形新次

イヤラシー
愛の行為は
タマの裏側
イヤラシー

パンティを重ね着する
君の心は
やっぱり相当僕を
警戒しているらしい
ベッドに入ってしまえば
あとは身を任せるだけ
流れるのは
涙ではなく液

君に向ける視線は
いつもイヤラシー
ノースリーブの君が
恥じらいながら
腕を上げるとき
君に向ける視線は
いつもイヤラシー

イヤラシー
オオオ
イヤラシー


自由詩 イヤラシー Copyright 花形新次 2011-08-11 07:45:47
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パロディ詩