空の腕と想い風
洞野いちる

ヒカリ満ち溢れる世界で
あなたと奏でる物語
口づけたら頁は恋色できらめく

七色の風になって駈けてゆく
大好きなあなたの元へ
街路樹の葉は熱い鼓動になって揺れる
辿り着いたら
空の腕で抱き締めて

いつでも傍にいたくて
いつでも繋がっていたい
少し鈍感でも 少し意地悪でも
どんなあなたも愛しいよ

想いの花びら今
降り積もり
あなたに恋吹雪となって舞い落ちる

七色の風になって駈けてゆく
大好きなあなたの元へ
街路樹の葉は熱い鼓動になって揺れる
辿り着いたら
空の腕で抱き締めて



自由詩 空の腕と想い風 Copyright 洞野いちる 2011-07-21 22:07:36
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