図書カード
TAT
四月一日は大日本亭国憲法に於いて正式に認可承認され施工され遵法されてる『どのような嘘をついても何ら社会的な刑罰や糾弾及び難詰を受けず、刑事責任及び迫害を受ける事のない特殊なスペシャルな一日』だから
コドモ心にわくわくするけど該当日は春休みの只中なんだよな、、
おぉチクショー!
あぁ無情!
イワンのばか!
馬鹿につける薬とか叫びながら
市立図書館に本を返しにゆくしか予定は無い連休ど真ん中の木曜日のちびっ子を
なんか今急にふっと思い出す
何で?
知るかよ
義務教育じゃあるまいし
何でもかんでも何故と問えば説明が来るであろうと信じて止まないお前の驕りをどうにかしろまずは
そこで失血中の赤い血だるまポストにでも
タズネテロ
第三国人
オカンはハイキックで二段ベッドの上で寝てる俺を起こして
ハムタマエッグとトーストをプラスチックの皿でこちらに投げながら昨日賞味期限を向かえ生涯を満了したはずのミルクまでもを半ば暴力的に大型のマグカップに注ぎ飲めと命令する
独房の罪人にそうするように保健所の犬にそうするように無感情な動作で体温計を脇に捻じ込み
『アクタガワ&ダザイ禁止』を改めて宣誓させ
かつ昨日コタツの上に放置されていた女性セブンを
アンタ読んだやろ?お母さん知ってんねんでアンタと
そう言ってやや嘲笑してみせる
ここで問題とされているのは当然女性セブンではなく
女性セブンに内包されている『わたしの性の体験談のコーナー』である
なおこの間、弟は殴りたくなる程のしあわせな寝顔で二段ベットの下で眠っているものとする。
一階が児童図書で
二階が成人図書で
一階は借り入れ上限四冊で
二階は六冊な訳よ
そんな訳で俺は毎週MAX五冊まで図書を借り入れながら京都市で育った
だから今更来月の頭までに住民税を払って貰わない事には
困る旨の通知が京都市から来ても
じゃあまぁ払いますと頭が上がらない俺が居る
だって俺
『マガーク少年探偵団〜ぬすまれた宝石のなぞ〜』と『家紋の歴史』を未だに返せてねーからなー
樫かくぬぎかポプラか知らないけれど
ニョキッと市立中央図書館の駐輪場に生えてたあの樹は今も元気なんだろうか
今も健在か?