しっぽのしっぽ
凪名木なぎな
余生のような顔してイエローテイル
捲くってみたスカートの裾は可逆なのかな
膝のひとつも痛まないならフェアリーテイル
しっぽから描けない物語は不可逆なのね
それでもわたしが
幸せになれるかもしれなかった支流だけは
神さまにだって堰き止めたりはさせない
自由詩
しっぽのしっぽ
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凪名木なぎな
2011-06-26 04:50:44
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七行詩