落語ベストナイン
はだいろ

遠足の前の日は、眠れない子供だったのかどうか、
忘れてしまったけれど、
遠足の前の日には、眠れない大人になってしまった。
朝の4時に目が覚める。
ああ、情けない。
すると、彼女にせっかく会って、今日はホテルに行くのに、
きっと、夕方、ちょっとお酒を飲んだら、
すぐに、ものすごく眠くなってしまうだろう。
眠ってしまえば、夜はどこでも同じ夜なのだろうか。
それとも、ホテルで、隣に彼女がいれば、違う色のゆめが訪れるのか。
どちらにしろ、待ち合わせまでまだたっぷり時間がある。

この半年くらい、いろんな落語家さんを見た。
それで、ぼくのベストナイン(いまのところ)を、
考えてみます。

1番センター 春風亭昇太
(打率が高く、おっちょこちょいだが、すばしっこい!)
2番セカンド 立川志らく
(なんでもできる。くせもの。殿馬みたいな。)
3番レフト  林家たい平
(打席に立つだけで期待感でいっぱいになる。好球必打。)
4番ピッチャー 立川談春
(大きいのも打てるし、左右に打てるし、豪速球、大黒柱。)
5番ファースト 三遊亭小遊三
(ベテランは、いざというとき、頼りになる。)
6番ショート 柳家三三
(華麗な守備。シュアな打撃。ホープ。)
7番サード 三遊亭白鳥
(守備に不安はあるが、意外性がある。)
8番キャッチャー 橘家文左衛門
(地肩が強く、こわもてでチームをしめる。)
9番ライト 古今亭菊之丞
(線が細く見えるが、そつがないつなぎ役。)

うーむ、でも、そうすると、
白酒も鯉昇も外れてしまうなあ・・・
まあ、次回また考えよう。
マネージャーは、もちろん、春風亭ぽっぽ。
(あまりの可愛さに惚れてしまった!声もいい。)


朝から洗濯機を回し、
どうでもいいことを考えている。





自由詩 落語ベストナイン Copyright はだいろ 2011-06-18 06:49:41
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