星のかけら
佐倉 潮

わが身を仰向けて
土のうえ 横たえば
わたしもいつしか
星のかけら

ふたつの井戸は
涙の水をたたえ
不格好な洞穴も
そよ風を盛られた
ほほえましい噐

幾万年の時が過ぎても
わたしはわたし
星のかけら


自由詩 星のかけら Copyright 佐倉 潮 2011-06-10 00:19:13
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