ながれぼし の たっきゅうびん
玉兎

ぬくぬく するのは
ふあふあで ふかふかの
きみの ながれぼしが
わたしの うでに
すとん、と おちたから

きみのまくらもとにも
わたしのうた そっと とどきますように
ながれぼし の たっきゅうびんに のせて とばします
ぶじに ついたら どうか ひとかけらの ふあふあを
ながれぼしの みぎてに のせて ほしいのです

ながれぼしは また やわらかな きらきらを とりもどして
ふたたび そらから おりてくるのですから


自由詩 ながれぼし の たっきゅうびん Copyright 玉兎 2004-11-12 00:39:11
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