南三陸町に
モリマサ公




わたしやきみたちは剥がされていく
記憶に明日は無い
プレイという名のメールが送信されて
マストアイテムたちの需要と供給のバランスがくずれる
やさしい言葉たちがまたねと飛び去る日々の中で
繰り返すハイビジョンに惑わされてはいけない
プラットフォームやロードを離れて我々は離ればなれになって
空しさがそれを絶対やめない
プロブレムに挑むんだよ
クライとドンクライを完璧にやめなくてもいいから
まっくろいティアーズを忘れてはいけない
ヲーイズオウバーみわたす瓦礫からみえる水平線のぼやける
瞬間をみつめてやめないネバーな瞳たちを
許さなくていいから一分一秒をゴーする
こころの目眩がアゲインされていく
繰り返すんだよ良くなる方向へ
それはやめない
やめなくていい
繰り返すんだよ
チャンネルの向こうに漂う
匂いやはかりしれない暴力に
壊れていく輪郭線に
良くなる方向へ光が宿る
さけられないダメージの中に疲れて眠って
息切れで目が覚めても
繰り返すんだよ良くなる方向へ








 


自由詩 南三陸町に Copyright モリマサ公 2011-05-17 11:08:39
notebook Home