ははおやの山
朧月

小さな山みたい
すそ広がりのひと
わらってもその裏になにかが
ありそうな気がする

あなたの背中から
いろんな匂いがします
いい天気でも悪い天気でも
太陽が背景です

汗がひたいにいつも
浮かんでる気がします
そんなに一生懸命に
叱らないでほしかった

間違ってるとおもうとき
あなたがまじで憎くて
助かったとおもうとき
あなたから光りがみえた

ははおやって不思議すぎて
ははおやが遠いのです
だけどあなたが私にとって
ただひとりのははおやです

ははおやって不思議すぎて
まだまだその山を越えられない
越えられないことに今年も
安心しています

これからも瞳の上の小山で
いてください
私のははおやとして



自由詩 ははおやの山 Copyright 朧月 2011-05-08 16:44:03
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