冬の雨
番田 


もうやめにしたい思いだった
それだけの心だった


私は 何かを 見ていた
全ては どこに 転がっている


タクシーを そして 拾うために
バス停に立たされた


どこにいくというわけでもない
ノートの中に一人きり
私は夕べ書いた言葉を忘れた


今日は とても 静かだった
明日はどうなるのだろうと思う
私は ただ 眠かった


強い風が吹いていたから
ひたすら家に帰りたいと私は願った



自由詩 冬の雨 Copyright 番田  2011-03-24 01:26:25
notebook Home 戻る