まぼろし
nenrikigirl



そのままのあなたを籠でさらいたいもっとそのままになればいい


抱きしめた数だけ夜が明けるなら二段飛ばしで会いにいきます


花ひらくとき凝縮し花ひらくときを待ちわび薔薇の茶をほす


瞬間の思いを否定するときのわたしは一瞬ミルククラウン


草原の馬が風にもなるようにあなたは土星の輪っかにもなる














短歌 まぼろし Copyright nenrikigirl 2011-03-14 01:00:59
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