弟月生まれの題名たち
小池房枝

題名だけの詩のスレッドより、二○○三〜二○一○の師走、十二月分から百七十四ほど選抜。あ、何方か数え間違えてるのに気が付かれましたなら教えて下さい。言の葉の海から掬い上げた言葉たち、題名たち、再び風に放すようなつもりでしてますので、おや、と思う言葉がもしもありましたならどうぞ拾ってやって下さい。名前はポチです、とは限りませんが。少し離れて別の場所に二月、三月の分もあります。

「氷柱のA音」

「粉雪のリップルマーク」

「もののけ、ことのけ」

「こいにはこいを、しなかったので」

「静電圧キャット」
 
「罵詈雑言のエコー」

「ニャンコロ・パガニーニ」
 
「紙媒体には電気がいらない」

「蓑虫の天辺」
 
「タネとなえ」
 
「柔らかなパフェのアイソスタシー」
一/八 二○一○
 
「夢の中のマーラー」
 
「結論テープ」
 
「アルゴナウタイの星」
 
「詩であることのエビデンス」
 
「アマホコイ、ヨコハマ」
 
「骨を織る」

「金魚トリートメント」
 
「術なき街に」
 
「西を向いてピアニッシモ」
 
「エディアカーラの東」
 
「海がめメール」
 
「モアイを舫う」
 
「鳥人と詩人」
 
「ましゅまろノワール」
 
「ホイ ポイエーテース ホイホイ」
 
「フライパンでミミック」
 
「ひととおりの宇宙」
 
「儚い僕ちゃん」
 
「Yes.脳とNo.脳」
 
「花無くとも咲くために」
 
「変性詩人」
 
「美しいヒトの化石」
  
「新しい鉄っちゃん」
 
「1デシベルの伝達関数」
 
「f(x)/エフ オブ フェニックス」
 
「透明なジャイロ」
二/八 二○○九
 
「詩牙にもかけない」

「あんころクロワッサン」
または「暗黒のクロワッサン」
 
「知性と詩性」
 
「しさくエンリッチメント」
 
「丑年のモーツァルト」
  
「ポエムのポトフ」
 
詩芋うたいも
 
「詩るべなき道」
 
「花消え」
 
「詩んしな人たち、詩たがる人たち」
 
「詩ったかぶりの詩ったか太郎」
 
「台形だけのスレッド」
 
「地下鉄のフェアリー」
 
「寝る子はニャンコ」
 
「スイートピーのスープ」
 
「鈴懸の木のクリスマス」
 
「地中の蜘蛛」
 
「チュパカブラ・チュッパチャップス」
 
「詩がない俺っち」
 
「衝撃の衝羽空木」
 
「るりからもんもん」
 
「エクトプラ饅頭」
 
「国境の皇居」

「データ・ラ・メール、でたらめの海」
 
「柿右衛門ネイル」
 
「目からkokoro」
 
「カウンター・アカウンタビリティ」
 
「表現浴」

「気長姫と日長姫」
 
「note of nought,ゼロのノート」
 
「長い長いレシートの話」
 
「値段の中でできること」
三/八 二○○八
 
「ラナンキュラスの薔薇」
 
「電柱の四季」
 
「たんぽぽのパンスペルミア」
 
「人のらせん」
 
「ヘリオスフェア/超音速のそよ風」
 
「クラインのつぼみ」

「一つメビウス、二つメビウス」

「双子座のダゴン」

「天上のマリー・セレスト号」
 
「施肥と施詩」
四/八 二○○七
 
「百と八つのルナティック」
 
「ほらあれだあほんだら」
 
「ただだめであるために」
 
「手のひらのエフィラ」
 
「夢のヤマネ」
 
「春までを君のポケットで」
 
「にんじんマンドラゴラ」
 
「踊り場に回転扉」
 
「ドルフィン/海のストラディバリウス」
 
「りんごドラゴン」
 
「星々の水源地」
 
「七つの海を いつか一つに」
 
「題名未満」
 
「モミ、常緑のモナミ」
 
「悔悟の花、解誤の花」
 
「物言う花と、言わぬが花と」
 
「稜線の向こうに」
 
「不時着の不時現象」
 
六花草洋りっかそうよう
 
「三つの花のアラベスク」

「ちゅんちゅんチューズデイ」
 
「循環小数のワルツ」
 
「君はボクの百万カンデラ」
 
「新しい三竦み」
 
「ボイド/空っぽの泉」
 
「理科室の彼女」
 
「ユーカリア、世界樹の森にて」
 
「エロキューションのエロス」
 
「向こう岸のシベール」

「ラ・ピュセル、ピュアなピクセルを」
五/八 二○○六
 
「回青橙と青い空」
 
「新弦月のコード」
 
「師走狐こんこん」
 
「気圧配置は位置について」
 
「天知るペン知るポエム飛翔体ロケット
 
「各国語のドリル」
 
「蓄言機」
 
「ボコノン教のクリスマス」
 
「観象授時新話」

結言ゆいごん
 
「題名であるという命題について」
 
「カツオブシに二言はない」
 
「月光芋ようかん」
 
「火の中にクリを注ぐ」
 
「低く高らかにうたおう」
 
「たくさんの海の色を知っている」
 
「凶悪な満月」
 
「あしたあいつにことばちあたれ」
 
「雪木瓜の果実」

「あったかサンタか」
 
「恐竜のティアラ」
 
「フリージア・マジック」
 
「粘菌ポエム」
 
「献血マーチ」
 
「師走の船」
 
「詩の用心/火元別初期消火のコツ」
 
「うしうみ」
 
「ことびとん」
 
「まっくらクジラ」
 
「銀河系コレクション」
 
「心太シュレッダー」

「アニムスとアノニムス」
 
「スノードームの嵐」
六/八 二○○五
 
「過ぎ越しの夜」
 
「ゆめうみ」

「ラプンツェルのランプ」

「星藍の地図/読み解かれるべき Lapis Lazuli 」
 
「ふゆるはるる」

「メール・フィメール・エフェメラル」
 
「秘めがちな姫君」
 
「冬にくがなふ」
 
「俎上の恋」
 
「アーカム・ハウスのクリスマス」

「一筆書きの一輪」
 
「薔薇の装備」
 
「屋上屋、架空の空に」
 
詩珠しじゅ
 
「夏緑樹と冬緑樹」
 
「花皮片/花びらの名前」
 
「詩の膨圧と浸透圧」
 
 ◇詩覚言語の実際◇
 
「刺繍詩集」
 
「インフレーションの卵」
 
「パエトーンの落とし子たち」
 
「ムルムルのムニエル」
 
「調べ/センシブル・シラブルス」
 
六花りっか、冬天のダイヤモンド」
 
「dawn, down the wind/夜明け、風下へ。」
 
「オカリナと小さな鵞鳥」
 
「リンデンバウムクーヘン/粉砂糖の菩提樹」
七/八 二○○四

「雑食のバク」
 
「たわ詩」
 
「とんとん。」
 
「未必の語意」

「必詩」
八/八 二○○三


散文(批評随筆小説等) 弟月生まれの題名たち Copyright 小池房枝 2011-03-09 23:55:27
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