きほん
眠り羊

絶対的な正義ってあると思う?

場合ごとに
適か不適か
相対的な正義はあっても

絶対的な正義ってあると思う?

もしあるならば
民主主義は、なくていいはず

生まれながらに
正しい誰かがいるわけでなく

みなそれぞれの考え方や
価値観がある

ただバラバラのままならば
争いが起きて
力が支配することになる

そうではなくて
個々を尊重するために

議論をし
考えをまとめて
多数の支持を得たものを
みなが守る

それが民主主義のはず

そうであるなら
民主主義に妥協は必須
多数の支持があってのものだから

そしてまた
多数の支持を得た考えに
従うのも
民主主義

だからこそ
誰が民を代表するのかが
肝心で
選出方法のあり方も
問われる

民主主義国家と言うのなら
自由主義国家と言うのなら
それを誇りに思えるような
そんな国にわたしは住みたい

政党名にこだわりはない
ただ
中国の自治区になるのはいや
チベットのような目には遭いたくはない

大企業にも
中小企業にも
町内会にも
感心するぐらい優れた人がいる

それが日本

国会にも
いないわけではないのだけれど…


どうして?




自由詩 きほん Copyright 眠り羊 2011-03-03 10:39:51
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