どこかで
玉兎

みまもっているのは
きょうの あんしんかんなのです

そらは たかくて
あなたは とおくて
しんなりした くもが ゆれています

どこかで つながっていたいのです
この くうきの したで

どこかで おうとうしてほしいのです
わたしが こきゅうをかぞえるまえに

のうみつな くうかんに よせて
わたしの しんきろうが ゆれているのです

そうして こんやも
あしたの ゆらぎを まとい どこかで


自由詩 どこかで Copyright 玉兎 2004-11-02 00:41:12
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