参道参り
nenrikigirl
午後4時に並んでぽわっと浮かびたつ燈籠に出会うたびにあいさつ
参道のそばの図書館『風の婚』たずさえ帰るわたしはどこに
ゆらゆらと歩く母娘はチワワには好印象でも我は好かない
たたまれた出店は哀し夏祭り出会わぬような気する甘酒
たくさんの人がいたはず十二月十日の夜なか鯉も眠らず
朱へ向かうその半ばには遠近感くるわすちからありて離脱す
なんてことなき通りみち背を向けて信号の青待ちわびたれば
短歌
参道参り
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nenrikigirl
2011-02-05 01:53:41
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