RStlt K (ランペル、スティルツ K)
6

たとえば飲み会の幹事をしたとして
のぞまれないのに
やたらと
むのうさを
おしだす
下司が
あって
それは
しぬべき
かも
直言はしない

 きらわれていて
 きらわれているから
 きらわれている

たとえば飲み会の幹事をしたとして
のぞまれないのに
やたらと
むのうさを
おしだす
下司が
あって
それは
しぬべき
かも
直言はしない

 きらわれていて
 きらわれているから
 きらわれている

鼻の穴がふたつ
あるという
ことによって
いやがられる
いぜんに
のうが
だめ
のうが
だめ

 きらわれていて
 きらわれているから
 きらわれている

とりかえしがつかない
けっして

かなづちで
つぶされたら
もう
あしたから
はじをせいさんしない

 かしらもじ かしらもじ


自由詩 RStlt K (ランペル、スティルツ K) Copyright 6 2011-01-19 21:33:42
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