雪だるまの心
……とある蛙
年が改め 日常の
また、人との関わりで
いやでも心を開いてゆく
で
改めて心を開き
また心に思うところを語り、
心に暖かな気持ちを抱き
また今年も生きて行く
で
何度でも心を開くが
心に思うところを語らず、
心に穏やかな気持ちが戻るまで
また今年も働いて行く
で
さらにもう一度心を開き
心に思うよなことを言葉にし、
心に優しい気持ちを持つように努めて
また今年も人と付き合って行く。
で
何度でも心を開いている
自分の馬鹿さ加減
馬鹿な自分には心を閉ざす
と 心が空になってしまう
だから
心が潰れてしまわないうちに
また心を開く。
人を傷つけないような心の開き方の難しさ。
分かっているようで いないような
結局、
僕の心はパイプを咥えた雪だるま
中身の無い雪だるま
で
偉そうなこと言っても
ちょっとした暖かい言葉ですぐ溶け出すし
蹴飛ばされても潰れてしまう。
しかも、溶けた後が汚いし
始末が悪いのです。
とても 始末が悪いのです。