三日月夜
唐草フウ

誰にも話さないで
誰にも聞かないで
ゆめなど散り散りにもえてく
そして貧しくなっていくこころ
指も開けば寒い
瞼はディープな森とかし
捜査難航、回顧困難 わたしたちは落ち葉
そこからとびだせば
誰だよすぐに神だなんていうの

ひとつのいとに
こんなに揺さぶられる
ありがとう
どうして逃げてるの
どうして逃げられないの
もっとそばにいて
もっとそこにいさせて
崩れそう
繰り返しているようで繰り返しているんじゃないから




自由詩 三日月夜 Copyright 唐草フウ 2010-11-11 19:32:52
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