午前五時
アラガイs


うたた寝から目覚めた
午前五時
/熱い湯を注ぎ忘れたカップのなか/コーヒー豆と砂糖が溶けていた‥
‥僕は生きているのでしょうか
それとも
息をしているだけなのでしょうか

朝刊が配達されて
おはよう/と
小鳥たちのキス
誰かが窓を開ける/音が
/冷たい
朝のコーヒーはすぐに冷めるから
空が白んで
僕は死ぬべきなんだろうと
/確信をしてしまう

午前六時まえ










自由詩 午前五時 Copyright アラガイs 2010-10-28 05:52:59
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