ごあいさつ
服部 剛
デイサービスの送迎車で
君のお父さんを迎えに行き
玄関のドアを開く
お父さんに続いて君が
猫を抱きながら、顔を出した。
「 これ、うちの美人猫 」
お父さんの伸ばした指先につられ
思わず美人の猫ちゃんに、最敬礼。
頭を下げながら
ほんとうは
こんな自分をきらきらと見てくれる
君の瞳を、見たかった
自由詩
ごあいさつ
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服部 剛
2010-10-25 20:57:41
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