あしたのひるのさんじ
さわ田マヨネ
あったかもしれない
かこけいとしての
あしたのひるのさんじ
海底では土ぼこりがまった
まっている
まったほこり
ふかんすると
キラキラしたりもした
海流がみつかるだろう
バザーだ
おしよせてくる
ないきのくつ
けいこうのくつひも
ごまんえんでかったという
どうくつにきていくものでもないだろう
シルクの洋服
ただよって不安になってしまっても
あたりをほのかにてらすたまごっち
でてくるでてくる
いつかかかえきれなくなった
あれやこれも
モリでつついてとってやる
ぶあーと
海底では土ぼこりがまっている
それがバザーだった
ある海流がひといきついた
あしたのひるのさんじには
ながれがこぞんだじゅうばこの
すみっこで
こぼればなしがまたひとつ
ぽろりぽろり
ゆびですくってやっても
ながれていってしまうもので
(サー)
それじゃあと
てがみにしめしても
逆行してむかっていきたいいつかは
けっきょくてにふれられないものでして
でして
だからと
くつひもで
むすんでおいた
それはやっぱり
ちょうちょむすびで
とじられていた