十月二十四日
TAT
十時
先週口説いた某スナックの某レイカから『今起きた』とゆうメールが飛んで来てその文末でカエルがダンスしていておいおい、これがデコメってやつかっっ!!??って思う。
『_(._.)_ごめんNE♪』とか打ってる場合じゃ無いのか俺っ!?時代の波に取り残されてるのか俺っ??』って思う。
十一時
しれっと同僚に無視される。
(今日は生理なのか?あん時ゃ俺の生チン咥えて絶叫したじゃんよ。女心は難しいよな、ほんと)
十二時
裏手に泥臭ぇ現場の十トントレーラーが入って来る。ここの駐車スペースは一応はお客様様に開けている場所だから出来れば隅に寄せて駐車してほしい旨を伝えた所、運転手がガチャガチャと俺もお客様だろが的な理屈を並べやがったので一閃吠えてどかせる。
十三時
さっきの十トンはなんだったのか?興味はそれしかねぇくせに日常会話にこじつけて鶏の糞以下の上司がしれっと伺いにやって来たのでこっちもしれっと『さぁ、、』って返す。
十四時
今日も昼飯を喰うのを止めにする。
十六時
夕のピークが始まる。
仕事に忙殺されつつも生きてる瞬間って最近俺ここしかないよな、趣味とか見つけるべしだよな、やべぇな、ほんと、とかそう思いながらも仕事を右から左に片す俺のスピードったらほとんど世界レベル。
当たり前だろ。
こっちは地獄も経験済みだ。
十六時半
パートタイムのあの人が上がるタイミングを見計らって駐車場に張り込んで、なぜ昼間僕を無視したのか再度問い質す。問い質した後に無理矢理唇を奪う。
十七時半
仕事上の問題は次々と起こる。
けれどもまぁ次々と片す。
こと仕事に於いて俺に勝てる奴なんかそうそう居ない。
十九時半
上がる。
二十二時
半額の刺身ケース。今が旬シールのクリスタルをカパッと開けつつも、一応今日も現代詩フォーラムをチェックする。一応今日も現代詩フォーラムをチェックしようと思う。
二十五時
既に虎だし既に泥。