厩舎
Giton
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痛くされて泣きたいわけじゃないんだけど
また来てしまうきみのところへ
そしてまたきみの何でもない一言に傷ついて
また泣いて泣いたと言って叩かれて
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また泣いてもうきみには会うまいと
何十回目かの決心をする痛みとともに決心する
ふたりでいっしょに年をとるんだと言われた
あのころに戻りたいわけじゃない恋は過ぎてゆくものさ
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ほら約束どおりぼくらはいっしょに年をとっている
ぼくらといっしょに暮らしていた猫も年をとり
その子どもの猫が今は走り回っている
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年はとってもきみはいつでも子どもさぼくは
いつでも子どもさわがままな子どものままで年とって
いっしょに子どものまま死ぬのもいいじゃないか
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