Sunflower of fate
板谷みきょう

まぶしいくらいの
あついひざし
・・・・のはずが
なんとも
すきとおったそら

たいように
ちかづこうとせのびしても
のびていないせたけ

みな
あたりいちめんで
えがおを
ふりまいているのに

はださむさは
みにしみるばかり

こどもたちの
こえすらきこえない
さむざむとした
はたけのなかで

きせつはずれの
ひまわりたちは

あっというまに
とらくたーで
つちとまぜられ
たいひにされた


自由詩 Sunflower of fate Copyright 板谷みきょう 2010-10-23 10:10:30
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