置き去りにされた心は
森の猫
気がつくと
もう時計は
1週間の時を経過していた
どれくらい
眠っていたのだろう
この 北の磁気の中で
どんなに
どんなに
愛されても
情けないこの心は
元の位置ちゃんと戻ってくれない
どうして・・・
全て消去したはずの過去
だが脳の中までは消去できない
想い続けた気持ちの心の
置き場所はないのだろうか
宙に浮いたまま
ふわふわしている
眠る 眠る 眠る
愛される 愛される
貴方の手で・・・
愛し愛されることしか
ないのだろう
ほんとうの愛で
自由詩
置き去りにされた心は
Copyright
森の猫
2010-10-19 00:26:26