こことはちがうどこかで
わたしとはちがうだれか
いまとはちがういつかに
わたしのことをおもっていた

そんな想像するたびに
生きているの退屈になる
今日すれちがった友人より
ずっと近くにいるはずで

何度も失敗してるの
人と仲良くできないの
同じことを繰り返して
いつも遠くはなれて

信じていること口に出さずに
話すことはからっきし偽物
誰を騙すつもりもなく自分にだって
嘘つけない

でもいつかわたしを騙せたら
さよならよ　いつかどこかのだれかさん
さよならよ　失敗だらけのわたし
さようなら　ひとりだけのわたし