adolescent
きらく

手と指が触れあうためのそれだけのために旅した十代の頃

どこへでも行ける気がしたどこへでも去ってしまえるわけじゃなくなった

屋上のドアが開いていることを行かないくせに期待していた

空に近い場所にいたいだけだった 大人になってから忘れていた


短歌 adolescent Copyright きらく 2010-10-14 16:44:45
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