潤む月
maumi

輝いてる月の価値
消えそうに潤む月の価値観

僕は潤む月を見ながら自分を重ねていくのだ

儚くも消え行く身と思うならば
いっそ輝いて消えるのか
いつの間にか消えているのかは

今 月の姿で判ろうか

今いる月が潤んでいたとして
輝いていたとして

たったひとりでいいのだ
消えるまでは見ててくれないか

見てはくれないか

そう願う涙眼が果敢無く消える

潤む月


自由詩 潤む月 Copyright maumi 2010-09-12 04:07:39
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