純(じゅんれん)愛
maumi

素直に君を連れ去った
何時までも握る手に
永遠強くなる絆を覚えた

折れる 程
握ると白い指先の爪
痛いと言われて
ハッと息を 呑む

肩で息を
しばらくは止まない連鎖の銅板
動揺する未熟な心のオルゴール
どくんとする未成熟な心演
ひざが笑っても
君は笑っていない

これから先は
二人の世界なのか

ハダカで絡み合うも
言葉の唾液を絡め合うも

人知れずは鏡の中で

純文学的な純恋の傷跡は

背中に描いた君の爪あと


自由詩 純(じゅんれん)愛 Copyright maumi 2010-08-30 19:58:22
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